イドとは本能的欲求のことで精神エネルギーの源泉。
完全に無意識領域に埋没している.
人間は発達的にはイドから出発する。つまり生存本能のみの状態から出発する。
それは、生まれたばかりの赤ん坊は考えるということができないにもかかわらず、本能的に母乳を吸う行為は行えることからも明らかである
例えば、突然掃除したい気分になったあなた。実はイドが散らかった部屋に対する不快感を感じたが為に、そのイドの思いが意識の領域へ漏れ出てきて、それを感じ取った自我が、掃除をしようと意識するという流れで、人の意識は構成される